再就職の面接で聞かれることと上手に答えるためにすべきこと

再就職の面接で聞かれることと上手に答えるためにすべきこと

再就職の転職活動で最も気になるのは、面接でどのように振る舞い、人事・中途採用担当者の質問にどんなふうに答えれば良いのかという点でしょう。今回は面接で企業を訪問するときのマナー、面接序盤での自己紹介、そして人事担当者との一問一答と、それぞれのシーンで注意すべきポイントについて解説します。

再就職の面接のポイント:マナー編

まずは面接を受けるとき、最低限守るべきマナーについて説明します。

遅刻をしない

遅刻は禁物です。約束の時間の15分前には会社に到着するようにします。時間的な余裕があることで、気持ちにも余裕が生まれます。実際に受付けに行って面接に来たことを伝えるのは、約束の時間の10分前くらいを目安にしましょう。

コートを脱いであいさつをする

コートを着ている場合は、建物に入る前にコートを脱いで折りたたみ、手に持ちます。受付けに向かい、目の前に立ったら一礼して、「本日○時に面接のお約束をさせていただいております○○と申します。人事ご担当の○○様にお取り次ぎいただけますでしょうか」と告げましょう。

身だしなみを整える

会議室などで人事担当者が別の方の面接をしている場合は、待つ間にネクタイが曲がっていないか、スーツのボタンは外れていないかなど身だしなみを整えておきます。順番が来たらドアをノックして、返事があったら「失礼します」と断って入室します。

座る位置は必ず下座とする

応募者が先に部屋に入って、人事担当者を待つ場合もあります。そのときは必ず下座に座ります。一般的に、部屋の出入り口から遠い席が上座、近い席が下座です。また、長椅子(ソファー)と一人がけの椅子があれば、長椅子が上座、一人がけの椅子が下座です。

再就職の面接のポイント:自己紹介編

面接の序盤の自己紹介は、一般的に以下のような順番で行います。

氏名を伝える

「自己紹介をお願いします」と言われたら、まず氏名をはっきりと名乗ります。

職務経歴を手短に伝える

続けて、職務経歴書に明記したこと手短に伝えます。前職ではどんな会社のどんな部署に属し、どのような仕事に携わってきたかを述べます。履歴書については特に何かを説明する必要はないでしょう。

今までの業務の成果・実績を伝える

上記の職務経歴の中で得た成果や実績についても言及します。売上の数字を挙げるなど、具体的に述べることができれば説得力が増します。

身に付けたスキルを伝える

前職で習得したスキルについて伝えるのも良いでしょう。「○○には自信があります」という表現をしたり、取得した資格について話したりと、自分の強みを簡潔にアピールしてください。

経験・スキルを応募先企業でどう活かしたいかを伝える

最後に、経験やスキルを転職後にどのように活かしたいと考えているかを伝えて、自己紹介を締めます。

再就職の面接:よくある質問と上手な答え方編

ここから先は人事担当者との一問一答になります。よく聞かれる質問と答え方を見ていきましょう。

前職の在職期間が短いのはなぜか?

たとえ前の会社に不満があってすぐに辞めたのだとしても、そのことだけを話すのは避けるのが賢明です。「自分のキャリアを優先するために早めに前向きな選択をした」など、ポジティブな印象になるよう理由を述べます。また、今回の転職を最後にしたい、と長く働く意志があることも伝えたいところです。

退職理由は何か?

これも「人間関係で問題があって」、「○○が嫌で」といったネガティブな理由では好印象を与えられません。前職で経験を積むうちに新しいことに興味が湧いた、経験を活かしてもっと活躍できる場を探したい、チャレンジしたいなど、前向きな理由を述べることです。

最近の関心ごとは何か?

人事担当者は自社に関係したことに興味を持っているかを知りたがっています。応募先企業の事業戦略、業界のトピックスなどについて、自分が関心を持っていることを話しましょう。そのためには事前に企業研究やニュースのチェックをしておくことが欠かせません。

失業期間が長いのはなぜか?

これも前向きな姿勢を示せる回答を用意しておきます。以前から興味があったことについて勉強をしていたといった理由があればベストです。人生経験を積むためにいろいろな人に話を聞いたり、体験をしたりしていたといった理由も考えられるでしょう。

キャリア・プランをどう考えているか?

5年後、10年後の仕事に関する目標を設定し、そのためにどのようなキャリアを積み上げていこうとしているかを話します。前職の経験を転職後にどう活かし、最終的にどんなポジションに就きたいと考えているのかも伝えましょう。

業務の中で今まで一番大変だったことは何か?

質問の意図は、困難をどう乗り切ったかを知ることにあります。過去にどんな困難に遭遇し、どのようにして乗り越えて、どんな教訓を得たかを述べることができれば及第点です。応募先企業で似たことが起きた場合に、適切な対応ができそうだと判断されれば合格点でしょう。

転職回数が多い理由は何か?

キャリア・プランに沿った一貫性のある転職であれば、回数を重ねていることもさほど問題にはならないでしょう。転職によってさまざまな経験ができ、スキルを身に付けることができたという点をアピールすることもできます。

自分の強み、弱みは何か?

強みは自己PRの材料として考えている方が多いでしょう。問題は弱みです。「こだわりが強く、頑固になってしまう傾向があるのでそこが弱みだと感じています、人の意見をしっかりと聞き、コミュニケーションを取りながら物事を進めていくよう気を付けています」など前向きな姿勢を示しながら答えましょう。

これまで上げた最大の成果は何か?

成果の内容よりも、ポイントはどのような努力や工夫をして、その最大の成果を得たかです。入社後も期待できそうだという印象を与えられるエピソードを話せれば理想的です。

入社後に成し遂げたいことは何か?

応募者が抱いている入社後の成功イメージ・志望動機と、その企業のニーズがマッチしているかどうかの確認です。企業研究をしていれば、どのような人材が求められているかも見えているはずです。その上で、実際に自分が思い描く成し遂げたいことを率直に伝えましょう。

実際の面接ではなかなかマニュアルどおりにはいかないこともあるでしょう。企業や担当者によっては、ここに書いた答えのみが正解とは限りません。しかし、大事なのは自分ならどう答えるかを考え、準備することです。自分ならではの答えを用意して、再就職の面接での質問に備えてください。

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