大学、高等専門学校、専修学校等の皆様へ
ジョブ・カードの活用について
学生本人が、自らの能力や、仕事に係る興味・関心、適性等を理解し、キャリア・プランを作成することは、学生の円滑な就職及びその後の就労において重要です。
特に、学生段階は、長い職業人生の起点の時期であり、生涯を通じた職業能力開発、キャリア形成の観点から、学生段階において自らのキャリア・プランを明確にすることは重要です。
また、学生が、卒業後自らの資質を向上させ、社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を培うこと等を目的にしたキャリア教育の効果的な実施も重要です。
これらを踏まえて、学生が、自ら能力や仕事に係る興味・関心、適性等を理解し、キャリア・プランを作成するキャリア・プランニングのツール等として、ジョブ・カードを活用するよう、御配意をお願いします。
大学、高等専門学校、専修学校等におけるジョブ・カードの活用方法
学生が、自らの学習歴・訓練歴をジョブ・カードの「職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート」(様式3-2)に、所有している免許・資格を「職業能力証明(免許・資格)シート(様式3-1)」に記入した上で、「キャリア・プランシート(就業経験がない方、学卒者等用)」(様式1-2)に、インターンシップ、キャリア教育等の状況、興味、関心事項、得意なこと・苦手なこと、自らの目標等を記入して、自らのキャリア・プランを作成するとともに、職業生涯を通じたキャリア・プランの作成及びジョブ・カード活用の起点とします。
具体的には、キャリア教育プログラムを実施する際に、状況に応じて、学生がジョブ・カードを作成する機会を与え、必要に応じて、キャリアコンサルティングを行うなどの支援を行い、学生のキャリア・プランの作成を促します。
また、就職活動の準備段階等において、学生の状況に応じて、キャリアコンサルティングを行うなどの支援を行い、学生がジョブ・カードを活用し学生自らのキャリア・プランを明確にすることなどを促進します。